DIYで薪ストーブを設置するにはーその②「大屋さんとMOKIとの出会い」編

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農家民宿『くらしの宿Cocoro』を営むただっちです。ここ数日、朝はめちゃくちゃ寒いけど、昼間は暖かい日が続いています。この寒暖差はきっと野菜にもいいはず! 野菜たちよ、本格的な冬が来る前に、よーく育つんだよ〜。

さてさて今回は二回目。前回の続きです。薪ストーブを買おうと決めたその続きになります。

さて「導入編」でワタクシたちが薪ストーブに何を求めているのかが明らかになりました。

じゃ、次。一番楽しいところ(笑) 薪ストーブ、何にしよっかな〜?

実はですね、コレは!という機種はかなり初めの時点で決めていました。それがコチラです!

『くらしの宿Cocoro』の薪ストーブさんとネコたちです

長野県MOKI製作所の「MD80Ⅱ」。

Ⅱはセカンドと読むのか、ツーと読むのかは、分かりません。どんなストーブなのか、会社の理念は、など詳しくはMOKIさんのホームページをご覧ください(※現在販売されているのはMD80Ⅲという機種です)。

www.moki-ss.co.jp

ワタクシたちがこのMD80Ⅱを選んだ理由ですが

  • ストーブの性能が飛び抜けてスゴいこと
  • 松でも竹でも何でも燃やせること
  • メンテナンスが楽(というかほとんどノーメンテ)
  • 価格が適当
  • コンパクトなデザイン

そして実はコレが最大の決め手だったのですが

  • ある人のブログを読んだこと

です!

実はこのMD80ⅡニューモデルMD80Ⅲへの切り替えにともなって、生産中止になっちゃったんですよね〜。でも「ある人」が言うには、このMD80Ⅱがベストバランスらしいのですよ。これは今しか買えるチャンスはない! うかうかしてたらもう二度と手に入れる機会がなくなっちゃう! ということで購入を決めました。

設置場所で大きく変わる工事費

これが最大の難題でした。

・どこに設置するか

・煙突のラインをどう組むか

・煙突の種類をどうするか

この3つで予算が全然変わってくるんです。見積もりを取ったところ、下は70万円、上は100万円オーバーでした!

一番理想的なのは、ストーブを部屋の真ん中に置いて、そこから煙突を真上にドーンと立ち上げるスタイルです。これが一番部屋を暖めることができます。でもお金が一番かかります。煙突が長くなるのと、屋根からの突き出しや雪対策などに、しっかりとした工事が必要だからです。

いくら援助してもらっているとはいえ、そんな予算はありません。そこで先ほどの「ある人」の登場です。こんな方です。

私たちは大屋さんの長〜い長いブログ(ホントに長いので気になったかたはぜひ読んでみてください)を読んでとても共感したり感動したりして、買うならMD80Ⅱだ! そして買うなら大屋さんからだ! と思ったのです。

買い物をするとき、何を買うかと同時に、誰から買うか、ということはとても大事だなぁといつも思います。このご時世、安い物はいくらでもあふれていますよね。安ければ安いほど満足できる買い物もあるけど、多少高くてもこの人から買いたい、ということもありますよね。大屋さんはまさにそんな感じの人だったんです。

実は今回のブログで一番言いたいこと

実はワタクシが今回のブログで一番言いたいのはここです。国語のテストで「作者の言いたかったことを述べよ」と出されるアレです。これは専業農家時代に何度も経験したのですが、高くてもワタクシたちの野菜やお米を買ってくださるかたが必ずみえるんです。

ベースにあるのは信頼なんだと思います。この信頼で作られた人間関係を築いていくと、暮らしの幅が大きく広がります(反対に損得で作られた人間関係はとってもストレスになります…)。できないことや分からないことを、信頼する相手に質問できるって安心ですよね。これは豊かな暮らしを送る秘訣の1つだと思っています。

話を戻して、そこでさっそく大屋さんに連絡を取って、MD80Ⅱを買いたい、しかもできるだけ安く設置したいのです、という贅沢な要望を伝えました。

ちなみに大屋さんがどんな人なのかを簡単に言うとですね、

ええっと、思い切った人?

んーっと、振り切った人?

あ、変人かも?

まぁ、そんな感じの方です(誉めてますよー!)。かなりエッジの効いた人で、普通の代理店の営業マン、という感じでは全然ありません。MD80Ⅱが好きすぎて、それを生業にすべく会社を辞めて起業しちゃった人です。

そこで大屋さんに相談をして、どうすれば一番安く設置できるかを一緒に考えてもらいました。そしていろいろと相談した結果、衝撃の提案をされてしまったのです…。

衝撃の提案は突然に…

メールで細かい質問をしたり、自分はこうしたいという要望を話していた時です。大屋さんから突然の提案が。

「Cocoroさん、いろいろスキルをお持ちだし、ご自身でDIY設置したらどうですかぁ?」

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まーじーかー!

ううっ、そう来たか。薄々そんな気はしてたけど、やっぱりな…。

大屋さんが言うには

設計であれ、施工であれ、私が動けば当然お金が発生します。それをできるだけ抑えたいというのであれば、Cocoroさんがご自分でやるのが一番です。こんな提案を誰にでもできる訳じゃないけど、Cocoroさんならできると思うんですよ。分からないところはサポートしますので、やってみたらどうですか?

いやいや、そんな大がかりなDIYなんてやったことないし、そもそも薪ストーブの設置なんて素人にはできないだろー、と最初は思ったのですが。でもよく考えてみたらこれはひょっとしたらチャンスかも? とチャレンジャー魂がムクムクとわき起こって来ました。

なんのチャンスかって? そりゃーもちろんコレですよ! 自分で言ってんだから、逃げる訳にはいきませんよね。

そう。失敗のチャンス☆ですよ!

『やったこと ないことならば こりゃチャンス』

季語はないけど、思わず一句詠んでしまうくらいの勢いです。

よ、よーし、じゃあDIYで設置します! と内心ビビりまくりながら返答をしました。決めた以上、ここからは自分を信じて進んでいくしかありません。まー、たぶん失敗はするだろうけど、そんなの想定済みさ、と強がりつつ。

次回は「DIYで薪ストーブ設置」の最終でーす。設置に向けた流れをご紹介。そしていよいよストーブを付けちゃいますよ〜!

お楽しみに〜♪

2 コメント

  1. dorami201

    おしゃれストーブいいですね^_^いきなりなんですが読者になりました^_^よかったら友達になってください!

    返信する
  2. kurashiCocoro

    わん吉さん
    コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いしまーす。

    返信する

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