みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。相変わらずボンヤリと暖かい、変なお天気が続いています。来週辺り、雪の予報が出ているのですが、ホントに降るのかな〜? 早くピリッと寒い冬になってもらいたいものです。
さて、来年開催予定の「自然栽培の大豆と米麹で仕込む 手前味噌作り&お料理教室」ですが、
お料理教室の講師が決まりましたので、みなさんにご紹介しまーす!
- 1月18日の講師
- 1月25日の講師
- 2月1日の講師
- 講師を選んだ理由は
1月18日の講師
まずは第一回目のお料理教室を担当してくれるのはこちら、アトリエ風土のYukiko Suzukiさん。実は私たちが郡上に来て、一番最初にできたお友だちでーす。
YUKIKOさんの自己紹介ですよ。
【経歴】
北海道生まれ京都育ち。大学卒業後、ソーシャルワーカー、製菓学校で学びながら菓子製造販売業に従事する。 三女がアレルギー体質だったことがきっかけで、 様々な食の理論を学び実践。3.11以降、 生活の質や子育て環境について夫婦で模索してきた結果、 2018年春から郡上大和に移住。のびのび子育て、 田畑で少しづつ自給のかたわら、 料理教室やヴィーガンおやつ教室など、 食をテーマとしたWSを展開したり、 出店や出張料理人として活動中。 「地球を大事に・人を大事に・分かち合い学び合いを大事に」
を理念として『アトリエ風土』を構える。 【大切にしていること】
幼少期に親しんだ精進料理が原点。その土地の気候風土にあった食材と昔ながらの調理方法を活用する お斎や家庭料理は、食文化そのものです。生活の知恵として、 自然の恵みへの尊厳が込められた伝統食や発酵食などに学び、 温故知新の心持ちで自分なりに繋いでいけたらと思っています。 【得意料理】
海藻・豆・雑穀を使い、野菜を丸ごと使う全体食、野菜中心の家庭料理、 素朴なヴィーガンおやつを得意としています。 作り手の見える食材を用いて、 陰陽五行を活かした調理法をベースにしたお料理を提案しています 。
そんなYUKIKOさんが作るほっこりお料理はこんな感じ。
YUKIKOさんの醸し出す雰囲気そっくりの、ほっこりしたお料理ですよ!
1月25日の講師
次いで第二回目はこの方、TANAKA FAMILY FARM & レストランRÁBANOの DAIJI TANAKAさん。郡上に引っ越す前からの友だちです。彼は以前はカナダでシェフをやっていて、日本に帰国してから農業を始めて、私たちの農園に遊びに来てくれたんですね。
農家でもあり、シェフでもあるDAIJIくんからの自己紹介です。
【屋号】
農業 TANAKA FAMILY FARM
レストラン RÁBANO【経歴】
大学卒業後、13年間カナダ、
バンクーバーのレストランではたらき、 オーガニックレストランで働いていた時に実際にFarm to Table を体験。
帰国後、日本でも新鮮な野菜を提供したい思いが強くあり、野菜作りを始めた。 年間100種類近くの野菜を栽培。
特に力を入れているのは、まだ日本には馴染みのない野菜たち。
レストランのシェフが使いたいと思う野菜を栽培中。月に一度 野菜の発表会と題して、その月にある野菜たちのコースを開催中。その他 イベント出店 出張料理 コラボイベントなど。
今後 築100年の古民家を改装し、農家レストランをオープン予定!
【大切にしていること】
安心 安全 旨い【得意料理】
お酒とペアリング
そんな彼が作るお料理がコチラ!
お〜、お酒とのペアリングを重視しているのも、お酒好きにはありがたいですね〜(笑) お酒を飲みたい方は、当日お好きなお酒をご持参していただいてもOKですよ!
2月1日の講師
そして第三回目、ラストを飾るのはこの人です。hokimotoの保木本 耕太さん。愛称はホッキー。彼も有機農家でシェフです。あるイベントでホッキーが丁寧にお料理を作ってくれたのですが、その味があまりにも野菜そのもので(余計な味が一切しなかったのです)ビックリしました。
ホッキーの自己紹介をどうぞ!
【屋号】
hokimoto
【経歴】
東京生まれ横浜育ち。20代より飲食店で働き始め、30歳の時、
世界一周食べ歩きの旅に出て、主にインド、ネパール、イタリア、 メキシコのレストランや家庭で料理を学ぶ。 イタリアのトマトの旨さ、
メキシコのべジレストランのサラダの瑞々しさ、 インドのスパイスの香り・・・どれも衝撃的で、 海外の料理の旬の野菜、魚、肉、ハーブやスパイス使いのうまさ、素材の持つ魅力に憑りつかれる。。。 こんな料理を作りたいから、
いつかこんな素材を作りたいに変わっていく。 帰国後、3年間、
オーガニックレストランのスーシェフを務めたのち、
『土から料理。笑顔を食卓に。』をテーマに、農と料理のスタイルhokimotoで各地のマルシェ出店、ケータリングなどで活動中。 【大切にしてること】
伝統の製法で正直につくられた調味料を使用し、
旬の素材の持つ力を引き出せるように、なるべくシンプルに調理すること。 でもおいしいことが一番大事だと考えます。 また、食べてくれる人が笑顔になれるように、
心を込めて栽培から料理まで行っています。WSでは、凝った料理でなくても、安心、安全、簡単、 おいしいを意識して調理します。 【得意料理】
どんな宗教、アレルギーを持つ人でも、
同じテーブルを囲めるように、基本的には、穀物、野菜、海藻、 乾物、発酵食品を中心に植物性素材を使い、 バランス良く体に取り込めるように心がけています。 ですが、それにこだわっているわけではなく、
いまここで一番おいしいものを意識して、旬の食材を使った、畑の見える料理をすることです。
ホッキーのお料理はこんな感じでーす。
シンプルだけど、野菜の味がしっかりと感じられます。ホッキー曰く「イタリア旅の道中、 イタリア料理は素材を生かす料理
講師を選んだ理由は
今回お料理教室をしようと思った時、講師に来て欲しい人はほぼ最初から決まっていました。相談して決めたのではなく、決めてから相談です(笑) 彼らに決めていた理由は2つあります。
- 彼らの作るお料理がとってもおいしいから
- 農と食、両方に関わる料理人だから
です。
ま、1は当たり前ですよね〜(笑)
今回、特に大事にしたのは2です。私たちは農をベースに『くらしの宿Cocoro』を営んでいますが、「農」という共通項があることで、お互いの価値観がすごく近くなるんですよ。
例えば野菜の端っこひとつとっても、それを捨てるのか何か工夫してお料理に使うのか。
皮のむき方もそうです。ザクザクと厚くむくのか、そぐように薄くむくのか。
味付けも同じですね。旬の野菜とそうでない時期の野菜では、当然味付けが変わってくるはずです。
農家からすると、時々、料理人さんが少し乱暴に野菜を扱っているように感じる時があります。この野菜はもうちょっと丁寧に扱って欲しいなぁ…、とかエラソーに思ってしまうのです。
でも農という共通項があると、その辺りの価値観がとても似ていて、ストレスなく一緒に仕事ができるんですよね。
お料理教室では、講師陣のそんな農と食のエッセンスにもぜひ触れてみてください。たくさんの方が参加してくれるといいな♪
あ、あと年末年始、まだまだご予約受け付け中ですよ〜。郡上で年越しなんてどうですかー? 薪ストーブを囲みながら、除夜の鐘でも聞きましょう。
よろしくお願いしまーす!
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