みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。昨晩ですが、岐阜県の要請を受けて、Facebookでこのようなお知らせをしました。
【臨時休業のお知らせ】新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月18日より5月6日まで、くらしの宿Cocoroの営業を自粛いたします。かまどご飯が食べられるCocoro食堂も合わせてお休みいたします。ホントなら4月に正式オープンだったので、それに向けてイベントを企んでたんですけどね~。こんな時期ですけど宿泊できますか? というお問い合わせも何件かいただいていましたが、県の要請を受け休業することに決めました。コロナが収束したら、またみなさんとワハハと笑えるオーガニックな農泊を再開します!みんなで一緒にこの難局を乗り切っていきましょう。きっと大丈夫ですよ。それではしばらく隠居します(笑) みなさん、よろしくお願いしまーす。
みなさん、ご理解とご協力をよろしくお願いします<(_ _)>
コロナ、本当に大変ですよね。
最後に宿泊のお客さまをお迎えしてから今日でちょうど2ヶ月。この間、お客さまは一人もいらっしゃいません…。ううっ、これはけっこう本気で死活問題だぞ。
と思いきや、実は毎日やることがあって意外と忙しくもあり、しかも心が躍る日々を過ごしています。特に長い冬が終わって春が始まるこの時期は、畑や田んぼが始まるので農家にとってはワクワクの時期なんですよ♡ う〜ん、やっぱり農はいいな!
なんて前フリをキッパリと無視しまして(笑)、外壁塗装を行いました!
家の外観を変えると、家の印象はガラッと変わります。お手軽に家のイメージを変えてみたいと思っている方にオススメなんですが、気軽に業者さんに頼むと大変な金額に目玉が飛び出します。
うちもザックリ見積もって40万円程度…。足場を組んだら60万円オーバー。
ハハハ。2ヶ月もの間お客さまゼロ運動を続けているくらしの宿Cocoroに、そんな余裕あるかーい! ついでに言うと、通常通りにお客さまがいらっしゃっても、私たちにそんな余裕はございませんぜ!
という訳で、ここはやっぱりDIYで挑んでみました。塗る面積は1階と2階を合わせて、約44㎡。これを夫婦2人で塗っちゃおうという計画です。
技術はないけど、チャレンジ精神だけは旺盛なCocoro工務店の奮闘っぷり。どうぞお楽しみくださ〜い♪
目次です。
外壁塗装のやり方
手順① 清掃
まずは何がなくとも、現場をお掃除します。作業の基本中の基本ですね〜。家の周りはキレイになるし、いつの間にやら溜まっていたゴミも捨てれるし、まさに一石二鳥だわ。
壁の周りの荷物を片付けたあとは、壁をキレイにします。
壁は高圧洗浄機で洗ってもいいんですけど、トタンのすき間から水が入って土壁が湿るのがイヤだったので、タワシでゴシゴシ磨いて、あとは雑巾で拭き取りました。実は高圧洗浄機って、思ったほどこびり付いた汚れをキレイしてくれません。これは昨年屋根のトタンを塗った時にも同じ事を思いました。
なのでちょっと手間と時間はかかりますが、「タワシ(もしくはデッキブラシ)&雑巾」をオススメしますよ! 磨いて拭き取る。磨いて拭き取る。大事なので2回言いました。そういや映画『空手キッド』にもそんなトレーニングがあったな。古すぎて分かる人いないよな。
手順② 養生
これも基本です。塗りたくない場所や汚れたら困るところを養生していきます。家の中を塗る時ほどではありませんが、それでも養生をしっかりやると塗ったあとの出来映えが全然違いますよ!
養生に使うのはこの2つです。まずは1つめ。
ハンディ・クラウン 布コロナマスカー 幅1100mm×長25m
- メディア: Tools & Hardware
その名も「コロナマスカー」! このご時世なんで名前がちょっとアレですが、養生界の帝王と呼べるくらい頼りになるヤツです! 窓ガラスや床なんかを養生するのに使います。
緑の布の部分がテープになっていて、その下に薄いビニールが付いています。ビニールの幅が何種類かありますが、いろいろ使ってみた結果、この1100ミリが長すぎず短すぎず一番しっくりきました。
もう一つはコチラ。
3M マスキングテープ 車両用 7巻入 18mm×18M 243J 筒
- メディア: Tools & Hardware
言わずと知れたマスキングテープ。本来の使い方はこういう養生なんですね〜。
これも幅が何種類かあります。うちではこの18ミリと40ミリを併用しています。狭いところは18ミリ、広い場所には40ミリを使うと、ロスが少なくていいです。
この2つのアイテムで、ピピーッと養生していきます。
基本的には四方と、 あとは塗料が付いたら困るところをしっかりと覆います
実はもう一つ、DIYではとっても有効なアイテムがありますので、後ほどご紹介しますね!
手順③ 塗装
さーて、いよいよ待ちに待った塗装開始です!
ただ困ったことにですね、いざ塗り出すとなかなか塗っている最中の写真が撮れないんですよ…。気をつけていても、そこはしょせんシロート。手や服がペンキでベタベタに汚れてしまうから、スマホを持ちたくても持てないのですね。カメラマンがいてくれるといいんですけどね。
という訳で、塗り始めの(貴重な?)1枚がコチラです!
まずはハケで周囲とトタンが重なっている部分を塗ります。その後ローラーなどを使って、一気に全面を塗っていきます。
で、写真が小さくて見えづらいと思うのですが、奥に雨樋があって、養生しているのがお分かりでしょうか? この養生は新聞紙です。新聞紙をクルクル巻き付けて、テープで留めています。
先ほどの名前がちょっと残念な(しつこいぞ)コロナマスカーを使ってもいいのですが、樋のような棒状の物は、新聞紙の方が圧倒的に使いやすいのでオススメです。
そして全面を塗って、完成した写真がこれです。
おお、スタート地点が悪すぎたからか、ものすごくキレイに見えるぞ(笑)
これで自信がつきました。DIYで大事なのはこのやり方でいいんだ!という自信なのかもしれませんね〜。気分良く調子に乗って、どんどん塗り進めていきます。
1階と2階を塗り終わって、完成したのがこちらでーす。所要日数は約3日でした。
移住する前に同じような角度で撮った写真があったので、それもアップしておきます。
おお、これぞ衝撃のビフォーアフター!
…というほどではなかったですねぇ(笑) 自己満足と客観的な評価がズレるって、こういうことなんですね。よーく理解できました。
こんな工務店ごっこを楽しんでいますが、くらしの宿CocoroおよびCocoro食堂はしばらく休業に入ります。
でも農業体験は随時受け付けいたします!
農に待ったはないですからね〜。
あと当初は3月いっぱいを予定していた子どもたち向けの「農とくらしのワークショップ」も、引き続き行います。3日前までにご連絡をいただければ、子どもたちに合わせたプログラムを組んで受け付けます。詳しい内容は以前と同じですので、こちらをご一読ください。
それではみなさん、必要以上にコロナを恐れず、おだやかなくらしを送りましょう。
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