みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。う〜、寒い。連日、氷点下の朝です。
つい最近まで「今年は暖かいね〜」なんて言っていたのが、ウソのよう。これからますます寒さが厳しくなっていくので、気合いを入れてくらします!
くらしの宿Cocoroは、山に挟まれた東西に長い谷にあります。郡上に引っ越す前に住んでいた揖斐(いび)という場所も、やはり谷でした。別に特に谷好きというわけではないんですが(そんな人いないか…)、なぜか谷に縁があります。
同じ岐阜県、そして同じような地形なので、気候も似ているのかと思いきや、これがビックリするくらい違います。
揖斐では冬になると、家が揺れるくらい強い風がよく吹きました(ボロ家でしたが…)。郡上ではそれほど強い風は吹きません。
湿度も違います。揖斐は湿気にかなり悩まされ、いろいろと対策をしました。郡上はすぐ裏に小川が流れているのに、家の中はいつもカラッとしています。土壁なので壁が結露することもないし、とても快適です。
夏の夜が涼しいのは似ているけど、郡上は窓を開けて寝ていると、寒いくらいの夜があります。当然クーラーなんて必要ありません。ただ家の構造上、ゲストルームは風が通りにくいので、来年の夏に向けて何か対策をしなくちゃな〜、と考えています。
そんなくらしの宿Cocoroでは、現在急ピッチで冬ごもりの準備中! って単に時間がなくて焦っているだけなんですが(笑)
何をしているかというと、こんなことをしています。
- 畑の片付け
- 豆類の脱粒と選別
- 薪割り庭木の剪定
- 編み物
畑の片付け
畑の片付けは、今年使った畑を整備して、来年に備える作業です。支柱をまとめたり、ネットを外したり、機械を整備したり。これをしっかりやっておくと来年が楽なのです。えぇ、えぇ、分かってはいるんですが、…実はつい後回しにしがちな作業です(汗)
豆類の脱粒と選別
豆の脱粒とは、サヤを外したりサヤから豆を出したりする作業です。
でもって大豆を外す作業はとってもキケンなんだよね! 、というお話しはコチラからどうぞ。
これは選別をしているところ。1粒ずつ目で見て選別します。
うちでは来年のタネ大豆、お味噌用の大豆、納豆用の小粒大豆、そしてクズ大豆に分けます。寒いから足下が冷えるわ〜!
薪割り庭木の剪定
薪割りってのは、ロッキーなんかがやってるアレですね。斧をふりかぶって一発でパキッ! な〜んてことは実際にはあまりなくて、細かくコツコツと割っていきます。
木の形を見て、削ぐように端から細く割っていくんですが、失敗して空振りすると斧が自分の足に向かってくるので、むちゃくちゃ怖いです。ケガをしないよう気をつけて作業します。
庭木も剪定して、太い枝と細い枝に分けて乾燥させ、かまどや薪ストーブで使います。資源が有効活用できるのは本当にありがたいです。実は裏には山もあって、10年以上ほったらかしでジャングルになっているのでなんとかしたいのですが、これは来年の課題だな。
編み物
そして冬と言えば編み物! 靴下やマフラーを編んだり、破れた衣類を繕ったり。
これは台所で使うタワシをジュートで編んでいるところ。以前はナイロンのエコタワシを使っていたのですが、マイクロプラスチックが気になって、ジュートに変えました。くらしの宿Cocoroで販売もしているのですが、丈夫だし汚れもよく落ちます。煮沸して何度も使えます。環境にも優しので、人気の商品です。
私たちはこんなことをほぼ毎日やっています。当然お客さまにも、いろいろとお手伝いをいただいています。みなさん、喜んで手伝って下さるので、とてもありがたいです。
くらすってこういう日々の連続なんですよね。
何にも特別なことはないけど、でもそれを1つずつやっていかないとくらしが上手く回らない。現代はそれをお金で買うスタイルだけど、私たちはできるだけくらしを自分たちの手に取り戻したいと思っています。ま、手間っちゃー手間なんですけどね(笑) でも手間のかかるくらしも、やってみるといいもんですよ。
寒さが本格的になる前に、ぜひそんな手間がかかるくらしの宿Cocoroにおいでください。
夜は薪ストーブを囲んで、ゆったりした時間をお楽しみいただけます。くらしトークしましょうね。
お待ちしてまーす♪
まさに、冬支度という感じですね。そちらは雪はどうですか?雪かきなども大変ですね。大変そうですが、心がほっこりするような生活。羨ましいです。
id:m421miyakoさま
コメントありがとうございます!
雪はけっこうたくさん降るんですよ。雪かき、頑張りまーす。ブログを読んでほっこりしていただけて幸いです♪
これからもよろしくお願いします。