みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。全国各地で酷暑が続いていますね。郡上は標高はそこそこ(ここは350メートルくらい)、山も川もあって、比較的涼しいところです。中心の八幡町は家が多くて暑いですが、くらしの宿Cocoroがある大和町は日中の数時間を除けば、まー快適! 夜と早朝はもうすでに寒く、布団が手放せません。
ちゅーか昼以外は、今年って夏あったっけ? そんなくらいの過ごしやすさです。個人的にはガーッと暑い日中に、ザブーンと川に飛び込みたいのですが、今年は全然そんな気分になりません。ああ、寂しい…。
そして郡上の夏といえば名物『郡上踊り』なんですが、新コロの影響でこれも中止。全く夏らしくない夏を過ごしています。
でもやっぱりお米は偉大です! 大雨が降ろうが、避難指示が出ようが、酷暑だろうが、たとえどんな環境でも、最大限の生長をして子孫を残そうと頑張っています。
今回はみんなで植えたマンゲツモチが出穂しましたので、田植えから今までを写真で振り返ってみたいと思います。
まずは6月10日。みんなで田植えをしました。くらしの宿Cocoroが主催したほぼ初イベント。たくさんの方に来ていただけて良かったです。熊ちゃんのタイ料理も美味しかったですね♡
田植えの直後はこんな感じ。1本植えなのでスッカスカ。稲もヒョロヒョロしてるし、なんとも頼りない雰囲気ですね〜。今年もご近所さんから「あんな植え方で大丈夫か?」とご心配をいただきましたが、ええ、ええ、たぶん大丈夫ですとも!(たぶんかよ)
向かって右がマンゲツモチ、左がジャスミンライスです。まだ違いは全然分かりません。
6月28日。田植えをして2週間とちょっと。もうかなりしっかりしてきました。色も濃いですね。マンゲツモチとジャスミンライスの間は60センチ空いています。この間がどうなっていくか、そして2種類の稲の変化に注目でーす!
7月2日。植えたときは1本の稲だったのに、何本にも増えてきましたよ。最終的には1本が20数本に増えます。これを「分けつ」と言います。時々「分げつ」と言っている人がいますが、正しくはにごらず「分けつ」。ちなみに漢字で書くと「分蘖」ですが、ワタクシには絶対書けません。
7月17日。60センチのすき間がドンドン狭くなってきました。ここまで育ってくれると、ご近所さんもようやく安心してくれます(笑)
そして稲の違いが明確になってきました。右のマンゲツモチは色が濃く、幅広の葉がシュッと直線的に伸びています。ジャスミンライスの葉は薄い色で柔らかく、フワッと四方に広がっていますね。
7月31日。もう間がほとんど見えません。ここへ来てジャスミンライスの追い上げがスゴいです。来年はジャスミンライスはもうちょっと広めに植えようかなぁ、なんて考えてしまいます。
8月9日。ワッサワサですね。いや〜、これは収穫が楽しみだなぁ。
そして8月13日。待ちに待った「出穂」です! これは「しゅっすい」と読みます。読んで字のごとし、穂が出ることですね。
この後は水を切らさないよう気をつけます。9月に落水して、10月に稲刈りの予定です。稲刈りまで無事に育ちますように!
あ、稲刈りは手刈りをして、そのあと稲架かけの予定です。稲刈りイベントを開催する予定なんですが、まだ日程が決まりません。 発表までもうしばらくお待ちくださーい。
そして初秋を迎える郡上にぜひ涼みに来てください。
お待ちしてまーす♪
0コメント