こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。こないだ買い物に行ったら「ブログ読んでますよ」と言われました。ありがたいけど、なんだか恥ずかしいものですね〜。でもこれからも読んでもらえるように頑張ろー! と改めて思いました。
〜2018年作業日誌より〜
11/7〜8 キッチンカウンター、キッチン側のパネルを貼る
ようやく台所のキッチン作りが始まりました。思い起こせば、12月の末に引っ越しを予定していたので、それまでにはなんとしても台所を作ってしまいたーい! そんなちょっと焦り気味の状況でした。
キッチンカウンターって?
台所のカウンターの事。立って使用するため高さが90cmほどあり、シンクや水道が設置されている。調理のしやすい様に、天板が比較的細長い形をしているというのが特徴。
お恥ずかしい話、ワタクシはそれまで「キッチンカウンター」というものを知らなかったのです。ちなみにアイランドキッチンも、知りませんでした…。
妻が「キッチンカウンターを作ろう」と言い出した時に、初めてその存在を知ったのです。自分のあまりの無知に、今さらながらにビックリしました。
これがあると、何がいいかって、作ったお料理をさっと出せること。そしてなんと言っても、お客さまとの一体感です! キッチンに入られる方も、リビングでくつろぐ方も、同じスペースを共有できますからね~。
と思って、トライしてみました!
何がなくとも設計図
設計図はDIYの基本ですね〜。まずは設計図を書きます。やっぱりワタクシはキッチンカウンターの具体的なイメージがつかめなかったので、妻に書いてもらいました。ちなみにキッチンに関しては、ほとんど全て妻の設計です。
素人仕事なので、これくらいの設計図で充分です。で、これに沿って作業をするんですが…。
例えば今回の場合だと
「9ミリの杉板を貼ろう」
と決めるところまではいいんですが、いざ買おうと思って近所のホームセンターに行っても、売ってなかったりします。ネットなら確実に買えますが、送料がむちゃくちゃ高いです。
で、うう〜ん、どうしたらいいんだろう、どこに売ってるのかしら、とか悩むわけですね。悩みもだえる私たちの様子はコチラから。
ホント、全然作業が進まないんですよ…。素人作業の悲しいところだけど、私たちはこれがDIYの楽しみだと思っています。いや、負け惜しみじゃなくてね(笑)
悩んだり迷ったりして、その答えを探すべく考えたり実際に動いたりしていると、そうか、コレはここへ行けばいいんだ、というのが大体分かってくるんですね。コレはあそこで質問したら教えてもらえそうだぞ、というのもつかめてきます。欲しいものはないけど、コレで代用できそうだ、みたいな応用編もあります!
ま、その前に数え切れないほど失敗するんですけどね(笑) くらしの宿Cocoro流「失敗のススメ」はコチラからどうぞ!
そんなコツがつかめてくると、いろんな作業がずいぶん楽になります。作業がスムーズに進み出すと、DIYはとっても楽しいですよ〜♪
下地を作る
大工さんが作ってくれたキッチンカウンターの基礎はこんな感じでした。実は最初はこれも自分たちで作ろうと思っていたのですが、基礎はしっかりしていて欲しい。たぶん私たちの腕ではフニャフニャの基礎になってしまうよね(泣) ということで大工さんにお願いしました。
この基礎にまずはパネルを貼ります。パネルをカットして、柱にビスで留めていきます。パネルは基本的にサブロクという規格です。910×1820ミリです。この大きさで計算をしていきます。
パネルを貼るとこんな感じ。お〜、なんか早くもそれらしくなってきた気がするぞ。こんな小さな一歩でもテンションが上がります! この沸点の低さ! さすが素人だ(笑)。
お次はこのパネルに、防虫効果と防腐を兼ねて、柿渋を塗ってみました。
パネルのないところには、調味料などを入れるスペースになります。木を組んで箱を作ってはめ込みます。釘が見えないように組むのがポイントです。
これで下地はほぼ完了です!
タイルを貼る
水がかかりそうな場所は、タイルを貼って防水することにしました。
実はこれがけっこう大変でした。
DIYでタイルを貼るって、あんまりみなさんやらないんでしょうかね? ネットで探しても、タイルの貼り方ってあまり見つからないんですよ。なのでほぼ自分たちで考えた、自己流です。かなりの確率で間違ってると思いますが(笑)、貼ることはできます! なので大目に見て下さい。
ランダムにタイルを貼るのはちぎり絵みたいでとっても簡単なんですが、ピシーッと真っ直ぐ貼るのは技術が要ります。今回は真っ直ぐな貼り方にチャレンジしまーす!
まずはタイルを真っ直ぐに貼るために、基準となる水平の線を引きます。この基準線がないと真っ直ぐ貼れないので、何はなくとも線を引きます。
が、しかーし!
柿渋を塗ってしまったので、線がほとんど見えませーん(汗) 心の目を最大に開いて頑張りました!
次はボンドを塗ります。ボンドは薄く、均一に、が基本です。厚く塗ってしまうと、タイルを貼った後にはみ出してきて、目地が入れられないからです。
でもボンドを塗ったら、ますます水平線が消えるじゃないか。えー、どうしたらいいのー?
でもそんなノンキなことを言っている余裕はありません。ボンドが乾く前にすばやくタイルを貼っていかなくてはならないんです。追われるワタクシ(ボンド担当)と、追う妻(タイル担当)。息もつかせぬデッドヒートが夜な夜な続きます。
じつは後日、友だちの家でタイル貼りを手伝ったのですが、そこにはレーザーの水平器があり、こいつでピーっとやればとーっても簡単に水平が出ることが分かりました…。なんだよー、文明の利器ってスゲーなー。でも道具に頼り過ぎると、DIYの楽しさが半減するんだよなぁ。と、これは負け惜しみで言ってみる(笑)
そして悪戦苦闘しながら貼ったタイルがコチラ!
素人作業とは思えない出来です。って自分で言うな(笑)
無事に目地も入り、これでタイルは完成です!
シンクなどを設置する
これは取り立てて書くようなことはありません。だって買って、置くだけだし(笑)
強いて言えば、設計をキチンとミリ単位まですることです。通常の生活ではセンチで十分だと思いますが、DIYではミリが基本単位です。それが間違ってると「あー、シンクが入らねー」ってなことになります。
くらしの宿Cocoroではお客さんと一緒にご飯を作るし、みんなでガンガン使うだろうということで、業務用のシンクを導入しました。
さらに大人数で作業をすることを想定して、カウンターの反対側にも業務用シンクを入れました。反対側はこんな感じです。
これにてキッチン完成!
実際どんな感じなのかは、来てもらってからのお楽しみです。なかなか使いやすくて、お客さまたちからの評判もいい感じです。
よろしくお願いしまーす♪
作り方とか、とても興味が有ります。実際は大変だと思いますが、やってみたいです。
kurashiCocoro さん、こんばんは。
読者になりました。DIY大変だけど、出来上がったら想像以上に、嬉しいですよね!
これからもよろしくお願いします。
id:m421miyakoさま
コメントありがとうございます!
たしかに大変なんですけど、やってみたら意外となんでもできるなー、というのがDIYを始めてみて分かりました。
ぜひトライしてみてくださーい。
id:momoji009さま
こんばんは~。コメントありがとうございます!
そうなんですよ、めっちゃ嬉しいんです。できあがりのレベルも大事なんですが、それより満足度がハンパないです。
これからもよろしくお願いしまーす。