一年間の野菜を自給できる「小さな畑」の見学会を開催します

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市にあるオーガニックな農家民宿『くらしの宿Cocoro』のただっちです。

今年も春から宿に、畑に、田んぼに、ワークショップに、と全力で突っ走ってきましたが、一大イベントの田植えが終わり、ついでに田んぼの除草作業も終わり、オマケに畑に大豆をまくことができ、宿の模様替えも終わり。

ここでようやく一息付いたところです。いや〜、毎年のことながらここまでホント長かったわ笑

今年も「小さな田んぼのワークショップ」のメンバーと田植えを行いました!

今年はお天気にも恵まれ(というか梅雨がなかなか来てくれないのがやや不安なんですけど…)、いろんな作業をサクサクと滞りなく進めることができました。

ということで!

毎年このちょっとヒマな時期に細々と開催している「小さな畑の見学会」を、今年は少しオープンな形で開催しようと思います。

「小さな畑」は夏野菜の植え付けも全て終わり、もうすっかりみなさんをお迎えする準備万端なのでーす!

「小さな畑」とは


「小さな畑」はワタクシたち夫婦が普段食べている野菜と、『くらしの宿Cocoro』のお食事でお客さまに提供している野菜を育てている農園です。もちろん無農薬で、地域から出る生ゴミを活用した完熟堆肥を使って野菜を育てています。

自分が食べるものを自分で育てよう、「小さな農家」になろう、というのはワタクシたちが10年以上細々と続けているプロジェクトです。そして「小さな畑」はその実践の場なんですよね。

そんな小さな農家が営む「小さな畑」は、宿のすぐ裏にあります。ワタクシたちはこの畑で収穫する野菜だけで、ほぼ自給(お店で買う野菜はモヤシとキノコくらいですかね)という暮らしをずっと続けています。

宮沢賢治リスペクトってことで

とは言え、野菜には端境期(はざかいき)という野菜がほとんど取れない時期が年に何度かあります。畑のどこを探してもお客さまに提供する野菜がない…、そんな時期だけは野菜を購入しています。

じゃあ自分たちはどうしているのかというと、その辺に生えている草を食べたり(その言い方はどうなんだ?)、あ、自然の恵みの野草を食べたり(上品な言い方に変えてみました)、夏から秋にかけてせっせと作った保存食を食べたりして端境期を何とかやり過ごしています。

幸いここ郡上には冬の間は「切り漬け」という保存食を食べる文化が残っていまして、この切り漬けがまたとっても美味しいのです。なので冬の間は飽きることなく、ひたすら切り漬けばかり食べています。

仕込み量が多いため、外で作業をします

こんな感じで白菜と赤カブを漬けます

ま、ここで切り漬けについて語り出すとむちゃくちゃ長い記事になっちゃいますので、グッと我慢してここまでにしておきます。 

話を戻しますと、そんな自給のための農園が「小さな畑」です。

見学会でお伝えできること


小さな畑の見学会は「自給とはどういうことなのか」を、目で見て具体的に知ってもらう目的で始めました。

内容は畑のツアー、育てている野菜の紹介、そして質疑応答になります。所用時間は約1時間半です。

どんな野菜を育てればいいのか、それにはどれくらいの面積が必要か、草の管理や野菜のお世話の仕方、完熟堆肥の使い方、育土の方法などなど。

畑の作業に関しては短時間でお伝えしきれない部分がたくさんあるのですが、実際に畑を見てもらうことで「なるほど、こんな風にすればいいのか」と、直感的に自給の全体像を理解することができます。

宿の2階から見た小さな畑の様子

そもそも自給って、ものすごーくハードルが高いイメージがありますよね。

ワタクシたちも農家になった頃はそんな風に思ってました。でもあれやこれやと試行錯誤しているうちに、いつの間にかどんどん自給に近づいていったんですよね。でもそれにかかった時間は約10年です。

その試行錯誤はプロの農家としては必要な過程だったと思っていますが、それをみなさんに経験してもらいたいとは思いません。何より時間がかかり過ぎます。

ですのでこの見学会では、自給の本質をしっかりと分かりやすく短時間でお伝えします。

そして「自給」なんて自分には絶対ムリだな〜! という思いから、これくらいならいつか自分にもできるかも…、くらいの変化を感じてもらえると嬉しいです。

こんなかたにオススメです!


見学会にはこんな人に来てもらえるといいなと思っています。

  • 自給を目指している人
  • 固定種に興味がある人
  • 無農薬でうまく野菜を育てられるのかを知りたい人
  • 完熟堆肥の使い方を知りたい人
  • 畑をすでにやっているけどなかなかうまくいかない人
  • うまくいかない時にどうすればいいか分からなくて質問をしたい人

みなさんにいろんな気付きと答えを持って帰ってもらえるよう、精一杯頑張りますよ!

日程


2024年6月20日より7月15日の間で、ご都合の良い日にお越しください。

見学に先だってご予約が必要です。ご希望日の3日前までにご予約をしてください。当日「今から行ってもいいですか?」ですと、たぶん対応できません。お申し込みはDMやこちらのお申し込みフォームからお願いします。

ご宿泊のお客さまがいらっしゃる時や、どうしてもやらなくてはいけない農作業がある時などは、別の日に変更をお願いすることがあります。あらかじめご了承ください。

参加費


個人のかたはお一人さま3,000円、グループの場合は15,000円です。1グループ10名さままで受け入れ可能ですので、お友達をお誘いいただいて、グループで参加していただくと大変お得だと思います。

また上記期間内に「農泊まんきつプラン」でご宿泊のお客さまは、宿泊料金のみでミニ見学会(所要時間30分程度)にご参加いただけます。遠方にお住まいのかたはぜひご宿泊と合わせて見学会にご参加ください。

注意事項


畑はすでに夏野菜の植え付けが終わっています。大変申し訳ないのですが、小学3年生以下の子どもちゃんは畑に入ることはできません。

また畑のすぐ横には用水路が流れていまして、少し危険な所があります。子どもだけでしばらく遊んでてね、は不可です。子どもちゃんと一緒に参加されるかたは、必ず子どもちゃんの見守りをしてくれる大人の同伴者をお願いします(個人で参加の場合、同伴者さんの参加費は不要です)。

保護者さんがずっと抱っこできる小さな子どもちゃんでしたら、一緒に畑に入ってもらって大丈夫です。

最後に


最近、農に関する悲観的なニュースが多く見られます。最近は米が不足している、なんてややあおり気味なニュースもちょくちょく流れてますね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3ad2a07011074a81c67e870a22afe3cc70e2299

こういった情報を精査することなく極端に恐れる必要は全然ありませんが、今のうちから自給について本気で考えることは大事です。しかも今なら至るところに耕作放棄地があふれてますから、まさにチャンスです!

田んぼと違って畑は、その気になれば今日からでも始めることができます。自分たちが食べるものを自分たちで育てて暮らす「小さな農家」。この見学会がみなさんの「小さな農家」へのきっかけになればとても嬉しいです。

たくさんのかたのご参加をお待ちしています。よろしくお願いしまーす!

0コメント

コメントを提出

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です